PL

PL法は1995年7月1日に施行され、これによって企業の社会的責任はいままで以上に重くなりました。PL法ではみずから製造加工、輸入または一定の表示をし、引き渡した製造物の欠陥により他人の生命、身体または財産を侵害したときは、これによって生じた損害を賠償するという責任であると規定されています。企業にとっては、安全な製品を製造するための技術開発や製品販売後の被害の発生・拡大の防止に努める必要があります。顧客にとっては、製品の適正な選択、使用や使用する際には表示・取扱説明書をよく読み、製品の保守・点検をこまめに行うことも大切になりました。PL事故防御対策を推進することで適切なクレーム対応の重要性も必要となり消費者苦情が設計・製造部門にフィードバックされ、PL事故予防対策面が強化されるようにました。