アウト・オブ・ホーム・メディア

アウト・オブ・ホーム・メディアとは家庭の外で接触する媒体という意味で使われる新しい媒体分類法のことです。一般的には屋外広告や交通広告(車内・駅構内・車両ラッピング広告など)を合わせたメディアを指しますが、イベントや街頭でのサンプリング、位置情報を使って発信される携帯電話向け広告などもアウト・オブ・ホーム・メディアと考えることができます。特に人々が目にする事が多い、鉄道(交通)メディアは街の移動者を確実にたらえることのできる媒体として、電車の車両の内外にまるごと1社の広告を掲載するアドトレインなど、新しい手法も登場しており、その市場は約1兆円以上といわれています。サブメディア方式とよばれる手法で電車の窓に約15秒の映像を映し出す「トンネル内CM」や車のタイヤのホイールカバーに企業名などを入れる「ホイールカバー広告」などが登場しています。