グッドデザイン賞(Gマーク)

グッドデザイン賞(Gマーク)とは財団法人日本産業デザイン振興会主催の、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。1年に1度、デザインが優れたものに贈られる賞で、1957年に、当時の通商産業省(現経済産業省)によって創立された、「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」が前身になっています。この制度は、実際の製品やビジネスモデル、イベント活動など幅広い分野を対象としています。デザインそのものの美しさを競う物ではなく、そのデザインを取り入れることで、豊かな生活が築かれ、社会が明るく豊かにになることを目標にして、評価を行います。毎年、1000を超える企業やデザイナーから、新しい3000件以上のデザインがエントリーされ、約70人のデザインの専門家が厳正な審査を行ないます。グッドデザイン賞を受賞したデザインは「Gマーク」をつけて、その成果をアピールすることができます。このマークは、産業と生活を結ぶ信頼の証として親しまれています。